よくあるご質問
よくあるご質問
A
固体、液体、気体に続く第4の状態と言われており、ガス中の原子や分子がエネルギーの高い電子やイオンに解離した状態です。身近なものでは、オーロラや雷がプラズマ状態に該当します。非常に活性な状態のため、基材の表面に触れることで様々な現象が起こります。
A
1対の電極に高周波・高電圧を印加すると電極間でプラズマが発生します。
電極には誘電体が貼り付けられており、グロー放電と呼ばれる均一な放電が可能です。
A
基材表面の親水化や接着性改善等の表面改質が可能です。
接着材の塗布前処理、コーティング前処理、塗装前処理など、様々な場面での前処理として多く用いられています。
A
プラズマによって発生する酸素ラジカル等の活性種が、対象物と反応することで表面改質されます。
⭕️有機物の洗浄原理
汚れ成分(炭化水素等の有機物)に酸素ラジカルが反応することで、有機物を分解しCO2などの形で表面から除去されます。
⭕️親水化の原理
樹脂のC-H結合と反応し、-OHやCOOH等の親水性官能基を増やすことで、親水性を向上させます。
A
ガス(窒素、酸素、アルゴン等)、200V電源、冷却水、一般排気設備が必要です。
A
大阪府の堺市、神奈川県の平塚市にサンプルテスト用のデモルームを保有しています。
サンプルを送付頂き当社で処理、もしくはサンプルを持ち込み頂きお立会での処理も可能です。
A
プラズマ処理ではサンプルの極表層のみを改質もしくは洗浄する為、基本的にダメージは少ないです。
しかし、装置の仕様によってはダメージが出る可能性もある為、サンプルテストによりダメージが少なく、ご要望の処理効果が出る条件をデモにて検討させて頂きます。
A
基材によって持続時間は変わります。
処理直後から処理効果が悪化するケースが多いですが、未処理の状態までは悪化しません。
また、処理直後から急激に悪化する基材もあれば、半年間以上処理効果が落ちない基材もあります。
A
一般的な親水処理ではオゾンが発生しますが、排ガス処理設備などは不要です。
ただし、オゾン漏洩の観点と、N2など各種ガスを使用し処理を行うことによる窒息の観点で、局所排気は必要となります。
A
フィルムの受託処理が可能です。装置仕様は以下の通りです。
・装置:RtoR式ダイレクト型装置
・処理幅:1250mm
・フィルム厚み:15~125μm
・処理面:両面