WORKS 社員インタビュー
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グローバルな法務に
精通した外国人社員として
加速する海外進出に貢献 -
2020年入社(新卒入社)
陳 雪瑩
法務・ガバナンス室
中国:司法試験合格/日本:法学研究科
国際商法修了※内容はすべて取材当時のものです。
入社後のキャリア
- 1年目
- グローバルマネジメント室に配属。海外子会社を対象とするビジネス監査を担当。
- 2年目
- グループコーポレートガバナンス部【現:法務室】へ異動。
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- グローバルビジネスを
戦略法務でサポート - 入社時は、海外子会社のビジネス監査を担当しておりました。当社のグローバルビジネスにおけるリスク軽減を目的に、ビジネスチャートやリスクマップで事業の見える化、海外現地監査法人の選考基準となるガイドラインの作成にも携わりました。
2年目から法務・ガバナンス室へ異動となりました。私は中国の司法試験に合格しており、大学院では国際商法を専攻していたため、今まで学んできた知識を活かし、契約書のリーガルチェック等を担当しています。しかし、実際の業務は単に法律がわかるだけではダメで、事業部の実務面の理解も必要です。事業部門から入手した様々な情報に法的な観点を加え、より現地の実情に寄り添ったアドバイスができる法務担当を目標に、今は多くのことを学び、非常に充実しています。
今後はまず日本の国内外における事業リスクを低下・回避するため、いわゆる予防法務に携わりつつ、近い将来は、事業展開に伴う投資、提携、M&Aなど、様々な案件について法律面から参画していきたいです。攻守どちらかといえば〝攻め〟の戦略法務の面で、当社の海外進出をサポートし、⻑期的な利益の創造に貢献したいと考えています。
- グローバルビジネスを
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- つねに仕事の主人公として
新しい価値創造を目指したい - 「創業者精神」から私が想起するのは「主人公意識」というフレーズです。自分は置かれたそのステージでは主人公であり、周りに関心を配りつつ主導的に取り組むことが大切です。例えば、現在のリーガルチェックだと、気になる点、リスクになる点の指摘はもちろん、削除すべき条文に関しても全部コメントを残し、具体策までフィードバックするのが、この職務の主人公である私の役割だと考えています。
同様に、当社の「創業者精神」には「ただのFollowerではなくて、Creatorになれ」というメッセージが込められていると思います。現在の当社は既に大手企業で、私たちは実際に創業者精神を持つことは難しいです。一方で、創業当時にはない実績・知名度・資金・信用をベースに、さらに新しい価値創造に主体性を持って挑戦すれば、会社の成長にも貢献するCreatorになることができると思っています。
- つねに仕事の主人公として
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- 入社前・入社後のイメージ
- 女性社員が制服を着ている写真などを見て、伝統的な日系企業というイメージを強く持っていました。でも実際は本社の女性は服装自由ですし、女性管理職も多く、リモートワークやフリーアドレスなど先進的な取り組みも多々あります。想像していた堅苦しさは全くなく、そこが良い意味でのギャップでした。
また、私の周りには海外生活や外国人との付き合いに慣れた社員が多く、外国人社員にも理解がある環境です。文化や価値観の違いから生じるミスコミュニケーションに驚いたり、腹を立てたりするような人はおらず、穏やかな落ち着いた雰囲気ですので、とても居心地が良いです。
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- 休日の過ごし方
- 日本の絶景巡りが好きで、来日してから4年間で33都道府県に足を運びました。最も印象的だったスポットは、長野県の上高地です。入社後も有休を積極的に利用し、2泊3日や3泊4日で九州や関東まで車で行きました。コロナ禍をきっかけに、最近、同期と山登りやキャンプなど、大自然を満喫しつつ体も動かせるアウトドア系のアクティビティを楽しんでいます。
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- 1日のスケジュール
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- 9:30
- 時差出勤で出社(10時出社の時も多い)、メール確認
- 10:00
- 契約書のリーガルチェック、法律問題を調査
- 12:00
- 昼食
- 13:00
- 担当者と電話でヒアリングを行い、修正点を検討
- 15:30
- 事業部からの法務相談
- 16:30
- 法律講座を受講(オンライン講習)
- 17:30
- メールチェック、明日の予定をプランニング
- 18:10
- 退社