WORKS 社員インタビュー
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食料自給問題に取り組む
農業分野での研究開発。
AI/IoTを活用した最新の成果を
他分野へも応用していきたい。 -
2014年入社(新卒入社)
堀江 達郎
グループテクノロジーセンター
エネルギー量子工学専攻修了※内容はすべて取材当時のものです。
入社後のキャリア
- 1年目
- 総合開発研究所【現:グループテクノロジーセンター】に配属。大気圧プラズマ装置の開発。
- 3年目
- 北海道にて青果物保存技術開発等を行う。
- 4年目
- 施設栽培のAI/IoT化開発に従事。
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- 日本の農業の課題解決に向けた
AI/IoT技術に着目したモデル開発。 - 北海道にある株式会社エア・ウォーター農園というグループ会社に駐在し、大規模なガラスハウスを用いて温度や湿度、日射量といった環境パラメータをコントロールした上で、トマトを通年で収穫する取り組みを担当しています。現在のトマト栽培方法としては、グロアーと呼ばれるトマト栽培のスペシャリストが五感を駆使し、トマト木の状態把握とコントロールを行っています。
グロアーは人間の感覚によるため、誰でもできる訳でなく、人材育成が難しいという課題があります。そこで、技術トレンドであるAI/IoTに着目し、農園内に蓄積されたデータや、最新のセンサ技術、独自のグロアーの情報等を活用し、彼らの五感をシミュレーションしたモデルや、トマトの収穫量を予測する機械モデル等の研究開発を行っています。この研究開発によって将来、農作物の栽培を少人数かつ様々な場所で行うことが可能となるため、日本の食料自給問題にも貢献できると考えています。
- 日本の農業の課題解決に向けた
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- 他分野の課題解決にも
開発中の技術を展開したい。 - 現在の私の目標は、取り組んでいる施設栽培のAI/IoT化の研究開発成果を、他分野へ展開すること。エア・ウォーターは、コア事業である産業ガス以外にケミカルや医療、エネルギーといった様々な分野があり、各分野で解決していくべき課題があります。現在取り組んでいるAI/IoT技術を展開し、作業の効率化や条件の最適化等に適用することで、事業の拡大や売上増大など、エア・ウォーターの成長に貢献していきたいと考えています。
- 他分野の課題解決にも
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- 各分野のスペシャリストが揃うエア・ウォーター。
- 様々な分野にそれぞれのスペシャリストがいるのがエア・ウォーターの魅力です。例えば、研究開発の過程で困ったことや相談したいことが発生した場合、普通の会社では、上司や先輩・後輩社員に意見を求めるのが普通ですが、エア・ウォーターグループ内に、それぞれの分野に精通した人材がいるため、意見や情報をもらうことができます。より幅広い視点から物事を見ることができ、斬新かつ効率のよい研究開発が実現できます。
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- 入社を決意した理由
- 私は大学時代に大型の実験装置を自分で製作・改良して実験を行っていたことから、大型装置の開発をやってみたいと思っていました。そこで、ガスプラントの開発を行っているエア・ウォーターに興味を持ち、会社説明会に参加したところ、他にもエネルギーや農業・食品など様々な分野の事業を行っていると知りました。会社を知れば知るほど、「色々な分野に挑戦し、経験を積んでみたい」と思うようになり、入社を決意しました。
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- 休日の過ごし方
- 休日はよくドライブに出かけています。日帰りが多いですが、北海道は見所がいっぱいで、土地も広大なので、泊まりがけで行くことも多々あります。また道内に100以上ある道の駅でスタンプラリーの企画も行われており、道の駅めぐりをすることもマイブームです。他には、渓流釣りが趣味なので、よく釣りに出かけています。朝から釣りに出かけて魚を釣って、夜に釣った魚をつまみに晩酌したりしています。
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- 1日のスケジュール
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- 9:00
- 出社、メールチェック・返信
- 9:30
- 農園ガラスハウス内作業
(トマト木の生育調査、センサ動作確認等)
- 11:00
- 調査結果まとめ
- 12:00
- 昼食
- 13:00
- 社内打合せ(TV会議)
- 15:00
- 会議資料作成
- 17:30
- 農園ガラスハウス内作業(装置設置・起動等)
- 18:00
- 退社