WORKS 社員インタビュー

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これまで培ってきた
技術を継承しながら、
新たな技術を追求する。

2018年入社(新卒入社)
エア・ウォーター・プラントエンジニアリング(株)
工学研究科 物質環境化学専攻

渡部 健太

※内容はすべて取材当時のものです。

入社後のキャリア
1年目
エア・ウォーター・プラントエンジニアリング(株)へ出向。
3年目
エア・ウォーター(株) 産業カンパニー【現:デジタル&インダストリーグループ】へ異動。
5年目
エア・ウォーター・プラントエンジニアリング(株)【現エア・ウォーター・エンジニアリング(株)】へ出向。
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    お客様の要望に合わせ、
    最適かつ安定した装置を設計する。
    現在私は、PSA方式の酸素ガス発生装置(VP装置)のプロセス設計業務を担当しています。装置の主な納品先は、鉄鋼業界や製紙業界、ガラス業界などのメーカー様。プラント建設の上流工程において、常時2〜3の案件を抱えています。提案段階では1〜2週間ほど、正式受注となった場合は3〜4週間ほどかけて図面を作成します。
    VP装置はお客様のニーズによって容量や圧力等の条件が毎回異なるため、要望に合わせ最適かつ安定した装置となるよう、各機器の構成を考えなければなりません。そのなかで私が心がけているのは、ただやみくもに新しいものを求めるのではなく過去のデータや実績を検証すること、そして、実際に現場に行ってお客様の生の声を聞くことです。また、大きなプラントを自分ひとりの力でつくることはできないので、他部署や協力会社とのコミュニケーションも大切にしています。
    最終形のプラントとして完成するまでには1年や2年もの長い期間を要しますが、装置を納めた工場でつくられる製品が、まわりまわって私たちの暮らしを彩ったり便利にしたりしていることに大きなやりがいを感じています。
  • 幅広い分野に精通した
    エンジニアを目指して。
    私の中にある「創業者精神」は、「継承」と「発展」です。特に現在携わっているVP装置の設計では、装置の不具合が原因で工場の安定稼働を阻害してしまうような事態は、絶対に避けなければなりません。過去のデータや実績を紐解きながら、どうすれば成功しどうなれば失敗するのかを正しく理解したうえで、技術を継承していく必要があります。
    また同時に、過去のデータや実績に頼りすぎることなく、それをベースにして新たな技術を追求し、発展させていくことも重要だと考えています。たとえば、これまで使ったことのない機器を採用することでコストダウンを図ったり、プラント建設の工程を簡素化したりする余地はまだまだあると思うのです。
    今後の目標としては、既存のプラントのデータを解析し、さらに高効率な操業が可能となる設計や、海外の気候に適応した設計に挑戦したいと思います。また、プロセス分野を中心としながら、プラント建設のプロジェクト運営にも積極的に関わっていき、プロジェクトマネジメントの知見を得るとともに、幅広い分野に精通したエンジニアを目指します。お客様の要望に確実に応え、お客様から信頼されるエンジニアが、私の理想の姿です。
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  • 入社を決意した理由
    大学時代、アンモニアを分解し水素ガスを発生させる研究を行っており、その経緯でエア・ウォーターの存在を知ることになりました。ガスが入り口ではありましたが、エア・ウォーターは医療や農業などの事業も展開しています。それぞれが独立性を保ちながらシナジー効果を発揮している点に強い興味をもちました。また、先輩社員との座談会で「若手のうちから大きな裁量権が与えられる」という話を聞き、思いきって挑戦してみようと入社を決意しました。
  • 休日の過ごし方
    私は山形出身で、就職を機に関西に移ってきましたが、大阪に住むようになってからはまだ日が浅いです。それもあって、休日は散歩がてら、自分の好みに合う飲食店やカフェを開拓することにハマっています。また、音楽が好きなのでライブハウス等に足を運ぶことも多く、学生時代から大ファンのバンドが主催する京都の音楽フェスに参戦しやすくなったのは、この会社に就職してよかったことのひとつです。
  • 1日のスケジュール
    9:00
    出社・メールチェック
    10:00
    PSA装置の設計計算書の作成
    12:00
    昼食
    13:00
    案件進捗に関する会議
    15:00
    設計図面の作成及び修正
    17:00
    ベンダー提出書類のチェック
    18:00
    退社
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